FG Official Rules

  • 第1条 (試合場)

    一辺が5m以上6m50㎝以下で、四方が4本のロープに囲まれる正四角形のリングで行う。リングの対極コーナーに、選手用の赤色と青色の支柱を設け、中間の対極には、ニュートラルコーナーとして白色の支柱を設けるものとする。尚、一辺の4本のロープには、ロープ間を間接する2本の紐状のロープを設置するものとする。

  • 第2条 試合時間(ラウンド)

    オフィシャルマッチ
    1ラウンド3分 ☓ 3ラウンド延長1ラウンド、インターバル1分制で行う。
    (延長ラウンドは、マストシステムを採用)

    オープニングマッチ
    1ラウンド3分 ☓ 2ラウンド、インターバル1分制で行う。
    (ドロー判定あり)

    トーナメントマッチ
    1回戦~準決勝戦/1ラウンド3分 ☓ 2ラウンド延長1ラウンド、インターバル1分制で行う。
    (延長ラウンドは、マストシステムを採用)
    決勝戦/1ラウンド3分 ☓ 3ラウンド延長1ラウンド、インターバル1分制で行う。

    リザーブマッチ
    1ラウンド3分 ☓ 2ラウンド延長1ラウンド、インターバル1分制で行う。 (延長ラウンドは、マストシステムを採用)

    タイトルマッチ
    1ラウンド3分 ☓ 3ラウンド、インターバル1分制で行う。
    (チャンピオンは、ドロー防衛)

    ※マストシステムとは、優劣裁定とする。  尚、ファウルによるマイナスポイントがあり、同ポイントの場合は、◯☓による優劣裁定を行うものとする。

  • 第3条 (試合形式)

    一切相手を掴まない(ノーキャッチ)状態での、パンチ・キック・膝・肘による打撃攻撃のみを有効とし、ホールディング(抱きつき)のないキックボクシングルールとする。尚、女子に関しては、肘による打撃攻撃は、禁止とする。

    選手は、スポーツマンシップに則り、ファーストラウンド及びラストラウンド・エクストララウンドの試合開始時は、必ずグローブを合わせてから試合に臨むものとする。

    本ルールは、一切相手との掴みもなく組まないので、極端にバランスを崩さず打撃の応酬が可能であるが故に、クリーンヒットからのフラッシュダウンは、通常のノックダウンと同等と見なし有効とする。
    また、ダメージが無い状態でも防戦一方の場合は、スタンディングダウンとしてノックダウンの対象となる。

    ダウンを奪った選手は、速やかにニュートラルコーナーに出向き、レフェリーによる試合再開の合図の待機をしなければならないものとする。もし、ニュートラルコーナーに出向かない場合は、レフェリーによるダウンカウントは数えられず、またダウンカウントを数えている最中にニュートラルコーナーから離れた場合は、即座にダウンカウントは、中止されるものとする。
    ※スペシャルマッチ等の場合は、その都度の契約により、試合規則を取り決めるものとする。

  • 第4条 (階級)

    55kg級・・・・・55kg以下
    60kg級・・・・・55kg以上、60kg以下
    65kg級・・・・・60kg以上、65kg以下
    70kg級・・・・・65kg以上、70kg以下
    75kg級・・・・・70kg以上、75kg以下
    80kg級・・・・・75kg以上、80kg以下
    85kg級・・・・・80kg以上、85kg以下
    90kg級・・・・・85kg以上、90kg以下
    ヘビー級・・・・・90kg以上、100kg以下
    スーパーヘビー級・100kg以上

  • 第5条 (試合用具)

    グローブ
    主催者が用意したグローブを装着するものとし、グローブの重さは次の通りとする。
    (赤コーナー/赤のグローブ・青コーナー/青のグローブ)
    60kg以下・・・・・・・・・・6オンス
    60.1kg以上75kg以下・・・・・8オンス
    75.1kg以上・・・・・・・・・10オンス

    バンテージ
    バンテージは市販の非伸縮性の包帯と粘着性医療用のホワイト(テーピング)テープのみとし、中に異物を混入してはならない。
    尚、拳頭部位(ナックルパート)へのテーピングテープの使用は、禁止とする。

    ファウルカップとマウスピース
    鉄製の紐で装着するタイプの物(タイカップ)を義務とし、プラスチック製のパンツタイプの物は、禁止とする。
    尚、紐は、固く結び、緩つきのないように装備しなければならないものとし、紐の劣化には十分注意をし、試合前に点検を行うものとする。
    女性は、アブスメントガードの着用を義務とする。
    マウスピースの使用を義務付けるものとする。

    アンクルサポーター
    布製及びネオプレーン等の物の着用は認められ、プラスチック・ゴム製及び耐衝撃性に優れたd3o等の物は、禁止とする。


    手足の爪は短くし、爪の先は鋭角にせず、ヤスリ等で丸く処置するものとする。

    テーピング
    身体の負傷箇所及び古傷にテーピング及びキネシオテープで施す事は、ドクターの診察・診断により了承されれば、認められるものとする。 尚、その際は、インスペクターによるサインをもらい、サインの無いものは、無効とする。

  • 第6条 (服装)

    男性は、基本的に上半身は裸で試合用トランクスないしコンバットパンツを着用。
    女性は、上半身はラッシュガードないし伸縮製の身体にフィットしたランニング及びビキニで下半身は、試合用トランクスないしコンバットパンツを着用。
    刺青(タトゥー)の大きさによっては主催者判断でラッシュガードを着用。
    試合着は、ポケット、プラスチック・金属等、耐衝撃性に優れたd3o等の素材等の物は、禁止とする。
    パープラチアット(腕輪)の着用は認められるが、金属のお守り等、硬い物を入れてはならない。

  • 第7条 (計量)

    試合に出場する選手は主催者が指定した時刻に指定した場所に来場し試合役員立会いの下計量をしなければならない。
    正当な理由無く時間内に来場しない場合失格とする。正当な理由がある場合、再度試合役員が指定した計量に来場しなければならない。予備計量は、本計量の1時間前から自由に計測しても良いものとし、本計量で計量オーバーの場合、最終計量として2時間の猶予を与え、その時間内に規定体重をパス(合格)出来なかった場合は、失格とする。

    計量オーバー/失格
    失格になった場合、ファイトマネー総額の100%が没収される。さらに契約書に記載されているペナルティの処分とする。
    また、失格した計量日から6ヶ月間の試合出場停止となる。

    計量オーバーにおける変則的試合の成立
    計量オーバー選手の対戦相手選手側が、試合を臨んだ場合、変則的試合を行う事が出来る。その内訳として、グローブ2オンスプラス及び-1ポイント(1.0kgオーバー以下)~-2ポイント(1.1kg~2.0kgオーバー以下)の減点によるハンディキャップマッチを行わなければならないものとする。
    又、ファイトマネー総額の50%の減額とし、更に0.1kg~0.5kgオーバーの場合は1万円の罰金、0.6kg~1.0kgオーバーの場合は2万円の罰金、1.1kg~1.5kgオーバーの場合は3万円の罰金、1.6kg~2.0kgオーバーの場合は4万円の罰金、2.1kg~オーバーの場合は一律5万円の罰金を、対戦相手に支払わなければならないものとする。
    その際、計量オーバー選手の試合内容が、K.O、T.K.O、判定勝ち、ドローだったとしても公式結果は、「失格負け」となり、K.O、T.K.O、判定負けの場合は、その結果が公式記録となる。
    尚、試合が成立した場合は、6ヶ月の試合出場停止は、免れるものとする。

  • 第8条 (メディカルチェック)

    試合出場の選手は、健康な状態でなければ試合出場は、不可とする。
    選手は試合前に必ずメディカルチェックを受けなければならない。
    トーナメントの場合は試合毎にメディカルチェックを受けなければならない。

  • 第9条 (ドーピングチェック)

    主催者からの要請があった場合はいかなる場合であれ速やかにドーピングチェック(アナボリックステロイド・成長ホルモン・興奮剤・麻薬類等)を受けなければならない。
    検査の結果、薬物反応が出た場合、タイトル、賞金、ファイトマネー総額の100%が没収される。さらに契約書に記載されているペナルティの処分とする。

  • 第10条 (ドクターチェック)

    リングドクターは試合中にレフェリーの指示によりドクターチェックを行うことが出来る。治療行為は行わず、最低限の止血のみとする。
    尚、ラウンド間のインターバル中は、セコンドの指示・戦略の妨げになり、一方の不利益に繋がるのでドクターチェックは、行わないものとする。

  • 第11条 (セコンド)

    セコンドはチーフセコンド1名とアシスタントセコンド2名をリングサイドに待機させることができる。
    インターバル中にリング内に入れるのは1名のみとする。
    ラウンド中はリングのいかなる場所にも手を触れてはならない。
    リングサイドに荷物やタオル等何も置いてはならない。
    セコンドは服装を統一し選手とともにチームウエアを着用することを義務づける。

  • 第12条 (有効打)

    キック
    前蹴り、ローキック、ミドルキック、ハイキック、後ろ蹴り、後ろ回し蹴り、横蹴り、膝蹴り、踵落とし、跳び蹴りなどの攻撃が許される。

    パンチ
    オープンブロー、手刀、鉄槌、バックハンドブローを含む、ジャブ、 ストレート、フック、アッパーなどの攻撃が許される。

    肘打ち
    相手を一切掴まないで行う肘打ち攻撃が許される。

  • 第13条 (反則)

    首相撲、相手を持って投げるまたは足を引っ掛けて転ばす行為、相手の腕や足を掴んでの攻撃、頭突き、噛みつき、関節技、寝技、自発的なクリンチ、さば折、故意のサミング、故意の下腹部への攻撃(金的攻撃)、ロープを掴んだり脇にはさんでの攻撃及び防御、レフェリーによるブレイク・ストップの合図の後の攻撃、ダウンカウント中の攻撃、倒れた相手への攻撃、顔面以外の身体へのワセリンやオイル等の塗布、リング上やリング付近での足裏に滑り止めスプレーの塗布(入場前は可能)、ファールカップやマウスピース等の試合用具装着の不備、相手に背中を見せて逃げ回る行為、消極的な闘い方、相手をリング外に投げる行為、相手やレフェリーへの暴言(セコンドも含む)、八百長行為、レフェリーの指示に従わない行為、その他ルールに記載されてない人道的に認められない行為。

  • 第14条 (試合の勝敗)

    判定
    試合の審判員は1人のレフェリーと3人の審判員により行われる。(レフェリーは採点に加わらない)。 各審判員は勝敗の決定に対して平等の1票を有する。 レフェリーは試合に対し絶対的な権限を有し最終決定権を持つ。 勝敗は2票以上獲得した者を勝者とし、その相手を敗者とする。 試合で2票に達しない場合は引き分けとする。 レフェリーが下した判定は、採点票の記載ミス、集計に誤りおよび担当審判員に不正が認められ場合以外変更されることはない。

    試合の得点は相手に与えた有効な攻撃により以下の採点基準をもって採点する。

    ① ダウン数
    ② 相手に与えたダメージ
    ③ クリーンヒット数
    ④ アグレッシブ度(より攻撃的であったか)

    採点は各ラウンド毎に10点からの減点法によって採点する。分類は内容によって次の5段階とする。

    ① 10-10  互角の場合
             双方同じ回数のダウンがあった場合
    ② 10-9   明らかに優劣がある場合
             一方が1度のダウンでもう一方が2度のダウンの場合
             ダウンを奪ったが、その後圧倒的に挽回された場合
    ③ 10-8   1度ダウンがあった場合
             ダウンと同等のダメージ及び圧倒的に優勢の場合
    ④ 10-7   一方が2度のダウンがあった場合
    ⑤ 反則があった場合、ペナルティとして-1P~-2Pが課せられる。-3Pで反則負けとする。
  • 第15条 (勝敗の決定)

    試合の勝敗の分類は次の7種類とする。

    ① デシジョン(判定)
    規定ラウンド終了後にジャッジ3名によって判定を行うものとする。

    ② テクニカルデシジョン
    偶発性のバッティング等による負傷で試合続行不可能な場合はその時点ま での判定を行うものとする。 1ラウンド中のアクシデントは、試合不成立の為ノーコンテストとし、2 ラウンド以降のアクシデントは、試合成立とし、そのアクシデントが起きた ラウンドまでの採点とする。 ※アクシデント及び反則によるダメージがある場合は、最大5分間の身体  の回復時間を設けるものとする。

    ③ ドロー(引き分け)
    規定ラウンドで勝敗がつかず、判定により優勢票が2票に達しなかった場合。 両者が同時にダウンをして双方とも10カウントで立ち上がらなかった場合。 両者が同時にリング外に落ち、双方とも20カウントでリング内に戻れなかった場合。      

    ④ ノックアウト (KO)
    ダウンをしてからレフェリーがコールする9カウント以内にファイティン グポーズをとらない場合。 有効打により、失神(気絶)した場合。 ダメージがひどくレフェリーの判断で試合中止を命じた場合。

    ⑤ テクニカルノックアウト(TKO)
    負傷のために試合が続行不可能とレフェリーが判断した場合。
    試合中リングドクターの勧告により試合中止をレフェリーが認めた場合。
    1ラウンド中に3度のダウンが一方の選手にあった場合(3ノックダウンシステム)。
    規定の全ラウンドを通して、5度のダウンが一方の選手にあった場合。
    ※トーナメント戦の1回戦~準決勝戦の場合は1ラウンド中に2度のダウンが一方の選手にあった場合(2ノックダウンシステム)、トータルで4度のダウンが一方の選手にあった場合。 試合中またはインターバル中にセコンドからタオル投入や棄権の申し出が あった場合。尚、ダウンカウント中は、セコンドによるタオル投入は、認  められないものとする。

    ⑥ 反則裁定
    故意に反則行為がありレフェリーが反則を犯した選手に失格を宣言し、 試合を中止した場合は反則をされた選手の反則判定勝ちとする。

    ⑦ ノーコンテスト(無効試合)
    1ラウンド中に、偶発性のバッティング等による負傷で試合続行不可能な場合。 天変地異や観衆によって平常の試合が行えず試合続行不可能となった場合。 双方がルール違反を犯したり八百長や馴れ合い試合を行った場合。

  • 第16条 (ルールレビュー)

    試合前日に行われるルールレビューには選手およびセコンドは必ず参加しなければならない。ルールの最終確認をここで行うとし、コスチュームや事前申請が必要なサポーター類の申請を必ず行う。
    ここで申告のないものに関しては試合での使用は一切認められない。

  • 第17条 (提訴)

    選手または所属団体の責任者は、審判員の宣告および判定に対し、大会終了まで異議申し立てはできない。異議申し立ては大会終了1週間以内に主催者を介し審判団に提出することができる。
    審判団は書面を受け取ってから2週間以内にこれを審議し書面にて返答をしなければならない。

  • 第18条 (ペナルティ)

    試合中に選手が反則を犯した場合、以下基準でペナルティが科せられる。

    ① 減点1となった選手は、ファイトマネー総額の10%を没収される。
    ② 減点2となった選手は、ファイトマネーの20%を没収される。
    ③ 減点3(失格)となった選手は、ファイトマネー総額の100%を没収される。

    このペナルティは、1大会あたりにつき適応されるものとし、偶然のバッティング等による減点はこの限りではない。
    反則に際し、レフェリーは、口頭の注意、警告/イエローカード、減点1~2ポイント/レッドカードを課すものとする。

  • 第19条 (その他)

    大会規定に定められていない問題が生じた場合は主催者および審判団の合意によってこの問題を処理するものとする。